白内障手術
よしだ眼科では、院内に専用の手術室がございますので白内障および硝子体の手術が日帰りで受けられます。
白内障の症状は、視力低下、視界がかすむ、物が二重三重に見える、光がまぶしいなどがありますが、水晶体の濁り方はそれぞれ違うため、人によって症状は様々です。
白内障の手術では、混濁した水晶体(眼内のレンズ)を取り出し、人工のレンズを挿入する手術です。手術は点眼麻酔を使用しますので痛みはほんとど感じません。手術時間は短く、術後しばらく休憩していただいて、問題なければ帰宅が可能です。
入院で手術が必要な場合は、近隣の病院に紹介させていただくことも可能ですので、目に関して気になる症状がある方はぜひ一度当院にお越しください。
手術の流れ
-
点眼麻酔を行います。
黒目と白目の境界に2mm前後の傷を作ります。 -
超音波吸引機を使用して、濁った水晶体を砕きながら吸引して取り除きます。
-
水晶体の代わりになる眼内レンズを挿入します。レンズが固定され細菌予防の点眼をして終了です。
手術後は必ず定期検査を受けてください。
手術直後は眼内炎予防のため点眼を行っていただきます。また下記のことに気をつけてください。
術後はほこりや細菌が入らないようにしばらく洗顔は控えていただきます。また、保護用メガネの着用をお願いします。
飲酒や喫煙も目の刺激になる可能性があるため、1週間ほどは控えましょう。
車の運転は見え方が安定すれば可能です。
硝子体手術
硝子体は眼球の大部分を占める透明なゼリー状の組織です。90%以上が水でできており、眼球内を透明に保ち、網膜を保護する役割を担っています。硝子体は様々な疾患に関わる組織でもあるため、加齢や疾患によって変質することで目の障害を引き起こします。
硝子体の手術では、硝子体腔に起こった疾患を治療する目的で眼内の硝子体に処置をします。
手術は局所麻酔(部分麻酔)を使用します。手術時間は症例により異なりますが、約30分から1時間ほどになります。
手術後は院内で休息していただいた後、問題なければ帰宅が可能です。
術後しばらくは頻繁に通院していただく必要があります。
詳しくは当院医師またはスタッフにご確認ください。
手術の流れ
-
局所麻酔(部分麻酔)を行います。
白目の部分に0.5mmほどの小さな穴を3~4箇所あけ、手術機器を挿入します。 -
硝子体カッターにより、出血などで混濁した硝子体や膜様組織を切除し、吸引除去します。病気によっては、網膜上に張った膜をピンセットの様な器具で除去したり、網膜にレーザーを照射したりして必要な処置を行います。
-
手術後しばらく休憩していただいて、問題なければ帰宅が可能です。
手術後は必ず定期検査を受けてください。
目の状態が安定するまで約1~3ヶ月間の点眼治療が必要です。また下記のことに気をつけてください。
術後はほこりや細菌が入らないようにしばらく洗顔は控えていただきます。また、保護用メガネの着用をお願いします。
飲酒や喫煙も目の刺激になる可能性があるため、1週間ほどは控えましょう。
車の運転は見え方が安定すれば可能です。